「Finding Paradise」 ついにでた!あのTo the Moonの続編

死に行く人の記憶の中に入り込み、記憶を書き換えて記憶の中で願いを成就させるサービスを提供しているSigmund Corp.。 そしてそこで働くWattsとRosalene。新たな依頼を受け、クライアントのもとへ向かいます。

”To the Moon”、”A Bird Story”の続編にあたります。前作はともにプレイしてなくても楽しめますが、プレイしておくとよりストーリーに没入できると思います。特に”A Bird Story”はやっておいたほうがいいと思います。

操作

操作はキーボードまたはマウスで移動、スペースキーでアクション。ESCでメニューを出します。

メニューではアイテムとかキャラとかあるのですが全然使いませんでした。セーブくらいですね、使ったのは。

前作同様、各記憶の断片にはmementoと呼ばれる思い出の品があり、それはバリアのようなもので守られています。その記憶の断片の中で登場人物に話しかける等イベントをクリアすることで得られるアイテムを集めそのバリアにぶつけて壊し、

謎のパズルゲームをクリアして

mementoをActivateすると次の記憶の断片にジャンプできます。

RPGっぽいですが武器やレベル等はありません。戦闘は…ほぼないですけどゼロではありません。基本的にストーリー、音楽、雰囲気を楽しむゲームでまず詰まることはないと思います。

内容

※ゲーム序盤のネタバレがあります。

今回の依頼者の名はColin、元パイロットです。奥さんのSofia、息子のAsherの3人家族です。

WattsとRosaleneはいつものように記憶をたどっていき、ポイントとなる記憶を書き換えて願いをかなえるのですが、今回はそもそも依頼人の願いがはっきりしません。

前作の”To The Moon”では依頼人Johnnyの願いは月へ行くことでした。しかし今回のColinは幸せな人生だったといいます。ならば何故Sigmund Corp.に依頼する必要があったのか…

夫婦仲も決して悪くはなく、二人で老後を楽しんでいました。

妻も何故夫がSigmund Corp.に記憶を書き換えてもらいたがるのか?あたしの何かが不満だったの?って感じで、Watts達に対しても不機嫌な態度で接します。

WattsとRosaleneはいつものように記憶の中に入り込む装置をセットしてColinの記憶の中に飛び込みます。

しかし今回はいつもと何かが違います。いつもはより新しい記憶から古い記憶、老年期から徐々に小さい頃の記憶へとさかのぼっていくのですが今回はいきなり幼少期にいったりまた老年期にもどったり、何かが変です。

Colinは孤独な少年でした。

両親は何らかの事情で家を離れることが多かったようです。

あるときColinは向かいのアパートのバルコニーにいたFayeと知り合います。Fayeとはバルコニー越しに話します。二人は徐々に打ち解け仲良しになります。

FayeはColinと一緒に楽器の練習をしてくれました。

そしていつか空を飛んでみたいという夢を叶えるためにColinの背中を押したのもFayeでした。二人はいつも一緒でした。

しかしそんなColinも趣味である音楽が元でSofiaと知り合い、

結婚して、

子供が生まれ…

どう見ても順調な人生です。Colinの願いは何なのでしょうか?

そして記憶の中でたびたび現れる不思議な影…

記憶の中で妻Sofiaよりも存在感のあるFaye。Rosaleneは途中で一旦記憶の外にでていたWattsにFayeの記録を調べてもらいますが、そこで分かったことは…

感想

またしても雰囲気にやられました。まず音楽。”To The Moon”、”A Bird Story”同様すばらしい音楽です。そしてこのドット絵。なぜかこのドット絵での演出がやけに雰囲気に合います。これがもしビジュアルノベルゲームだったら果たしてここまで話題になったんでしょうか。

ストーリー自体は何というか、いいんですけど…ストーリーだけだとそこまで感動しない気がします。やはりこの音楽、登場人物たちの個性、会話、ドット絵、演出、これらすべてが重なり合って醸し出す雰囲気がとても好きです。

Steamでの評判もめちゃくちゃいいようですね。あまりにも期待が大きすぎてハードル高すぎるんではないかと心配しましたが、見事ハードル超えてきました。

前作同様RPG Maker製のようです。続編ってシステムがバージョンアップして新しいものが使われるのが普通ですが、このゲームはシステムは変わらずあくまで中身で勝負です。

プレイ時間は5時間弱、前作のファンならぜひプレイしたいですね。ただしまだ日本語はありません。

しかし、まだまだ続くようですね。次は何年後だろう…