「A Bird Story」 ほんのりあったかな気持ちになれるストーリー
A Bird Storyをクリアしました。
紙飛行機が大好きな少年がいました。学校では隣の席の子にいたずらされたり、親は働いているのか家に帰っても独りぼっちで外に遊びに出るわけでもなく、少し孤独な感じの少年です。その少年がある日けがをして飛べない鳥が動物に襲われているところを助けたところから物語が始まります。
制作者曰く”interactive pixel animation”とのことでゲームというよりかは映画のように話が自動的に進んでいくところがほとんどです。
私も以前クリアした”To The Moon”を作ったFreebird Gamesの作品です。
プレイ時間は約1時間、途中でセーブはできません。最後までぶっ通しなので時間を確保してからプレイしましょう。
一応日本語対応なのですがそもそも会話がありません。言葉がでてくるのは最初のメニュー画面とエンディング後くらいでプレイ中は全く言葉が出てきません。
操作方法
キーボードで操作します。カーソルキーで移動、スペースキーでアクションですが操作できる場所はかなり限られてます。操作できる場所になるとカーソルキーやスペースキーが表示されます。
パッドでも操作できますがカーソルキーの同時押しが必要なところがあり、そこだけはキーボードが必要です。
内容
※ゲーム序盤のネタバレがあります。
紙飛行機が好きな少年、学校では隣の席の子にいたずらされて廊下に立たされてしまいます。
親は働いているのか家に帰っても独りぼっちです。
ある日少年はけがをして飛べない鳥が動物に襲われているところに出くわしました。
その鳥を助けたところから物語が始まります。
少年はその鳥を病院に連れていき治療してもらいます。医者は鳥を入院させるようにいうのですが少年はこっそり家に連れて帰ります。
鳥は最初は警戒していましたが徐々に仲良しになります。
いつも一緒で欠かすことのできない存在になっていきます。
空想と現実が入り乱れる不思議な世界で話は進みます。
けがをした鳥は他の鳥たちが自由に飛んでいるのをうらやましそうに眺めます。
果たして鳥は飛べるようになるんでしょうか…
感想
1時間程度で終わるストーリーです。ストーリー自体はそこまで引き込まれるものでもないのですが…これ、”To The Moon”同様RPGMakerで作られてるのですがこの”A Bird Story”も演出が素晴らしいです。この演出には引き込まれました。RPGMakerでもここまで演出できるんだなと感心させられます。
あと印象に残ったのは音楽。美しいBGMが素晴らしく、プレーヤーを舞台に引き込んでくれます。
終わった後はほんのりあったかい気分になれます。ほんのりとです。
最初に書いた通りゲームではないのでそこらへんが許容できるのかがカギですね。
そういえばFinding Paradiseは2017年夏発売予定だったのですがまだ出てないですね…Late 2017に変わってました。
※追記:発売されました!