「To the Moon Minisode1&2」短いながらもシリーズの核心に迫るストーリー

更新履歴

2022/02/06
  • 再プレイして書き直しました。
2016/12/05
  • 新規作成。

操作

カーソルキーで移動、スペースでアクション。またはマウスで移動したい場所か、ターゲットをえらんでクリック。メニューは無しなので、セーブもロードもできません。30分もあれば終わるので、一気にクリアしましょう。

内容

Sigmund Minisode1

あるクリスマスイブのSigmund社でのお話。

社内ではクリスマスパーティーが開かれ、社員がラウンジに集まって楽しいひと時を過ごしています。しかしそこにはNeilとEvaの姿はありません。

Neilは自室に引きこもって何かをやっています。そしてEvaを電話で呼び出しますが…

その後見せたいものがあるといって、Evaを自室に誘って彼の作ったゲームを彼女にプレイさせます。そのゲームとは、これ。

To the Moonに出てきたキャラたちが登場する、アクション?ゲームです。NeilがTo the Moonのキャラたちをこんなに覚えていることを、後でEvaが感心していました。

その後、ミーティングルームで話す2人。少し思い悩んでいる様子のEvaを、Neilが彼なりに慰めます…

Sigmund Minisode2

Minisode1のすぐ後の話です。パーティが終わり、各社員はそれぞれの家庭に帰ります。Sigmund Corpはとても忙しい会社で、休みがなかなか取れないようです。

そしてEvaも彼女の姉妹とクリスマスを過ごすため、車に乗って向かうのですが…とある人物を見かけます。いるはずのない人物。しかしEvaはあまり驚いた様子も見せずに、何かを理解したかのような表情に見えます。

そして一人残るNeil。Neilは自室で機械を取り出して、何かの作業を始めます。すると、何がまずかったのか施設が停電してしまいました。

電源室へ向かうNeil。何気に電源システムへのアクセスログを見てみると、電源が手動でシャットダウンされた記録がありました。しかもそのシャットダウンした人の名は…そして誰もいないはずの建物に人の気配。一体誰…

感想

とあるクリスマスイブのSigmund社の社員の様子を伝えるMidisodeです。

Minisode1で一番印象に残ったのは、Wattsの作ったミニゲーム。あまりにも面白くなさすぎて、とても苦痛でした。ストーリー上のポイントとしては、Sigmund社の置かれている立場(世間からどう見られているか)が明らかにされます。あとはMinisode2へつなげるためのシナリオという感じでした。

Minsode2は短いながら、シリーズ上でも結構重要な位置づけだと思います。To the Moonシリーズの核心的なところへ繋がるストーリーといっても差し支えありません。エンディングのクレジットの後のシーンが特に。あのシーンを見ると、あれやこれやの妄想が広がります。日本語版はありませんが、このシリーズが好きなら是非一度プレイすることをお勧めします。