Neverwinter Nights ShadowGuard 〜その4〜 退却(完)

退却

Crimson Prophet

建物の中に入ろうとしたとき突然…この間、市場に現れたCrimson Prophetだ!

ファイアーボールの直撃を受けた衛兵は死んでしまった。僕は直撃こそ逃れたものの、爆風で吹き飛んだ。中にいる父は…薄れゆく意識の中で父のことを考えた。

わずかに残る意識で周りの声を聞く。父が言ってた交渉相手とはこのCrimson Prophetだったようだ。そして交渉は決裂。その結果がこれ。どちらにしろ父と私が邪魔で殺したかったようだ。交渉がまとまっても、こうなっていたことだろう。何故父はこんな奴と…

Crimson Prophetは、そこにいた手下に、早く僕を殺して戦闘に参加するよう言い残して去った。斧の音が聞こえる…

その時ボーガンの音、そして倒れる音。視界が少し復活してきた。そこに居たのは…Markiusだ!

彼が助けに来てくれた。いつも何とタイミングがいいことだろう。そしてまたいつもの通り、敵をバッタバッタとなぎ倒す。

僕がようやく起き上がることができた時には、敵は全て片付いていた。

Markiusが言う。父は死んだそうだ。次は僕の命が危ない。ここは一旦彼の船The Voygerに乗って海上へ退避することを、彼が勧めてきた。父の仇を討ちたいが、今の僕では力不足だ。おとなしくMarkiusのアドバイスに従うことにする。

中庭

中庭の方に行くと…既に、Crimson Prophetの手下どもが襲い掛かってきている。

しかも町を守るはずのゴーレムまでも、こちらを襲ってくる。

市場へ出ようと扉の方に向かったが、魔法でシールドされている。ゴーレムといい、どうもControl Stoneが乗っ取られたのか?

Control StoneがあるHallへ向かおう。

Imperial Grand Hall

Hallへ向かおうとするが、敵が次から次へと襲ってくる。

なんとか扉にたどり着いたが、5重にロックしてある!必死にMaceで破壊を試みるが、その間も敵は襲ってくる。しばらくの間Markiusが戦い続けて、ようやく敵が来なくなったので、扉を壊すことができた。

中に入るとまた敵が。

Control Stoneがある部屋に行こうと思ったら、魔法のトラップが仕掛けてあってダメージを受けた。別の扉から入ろう。

こちらの扉は大丈夫だった。中に入ると、この前おしゃべりしたZhiramは死んでいた。そしてHarkonが魔法の球に閉じ込められている。彼が力を振り絞って話す。Control Stoneを無効化してほしい、そうすれば後は自分で何とかできると。しかし無効化する方法は知らないらしい。

Zhiramの死体から本を見つけた。その本にControl Stoneの操作方法に関係すると思われる詩が書いてあった。

ただフレーズが分からない。僕のSpell Craftの能力を使って、解読を試みる。分かった!そのフレーズを唱えた後、先ほどの本に書いてあった詩にならって、右を9、左を1、真ん中を0にセットすると、

無効化できた!僕もやればできるんだ!と、そのとき、

宝物庫からCrimson Prophetが現れた。手にはあのGemを持っている。魔法をかけられたか、動くことができない!その後、奴は手下を呼び出し、自分は去って行った。

動けるようになった。今度はMarkiusとHarkon(と僕)が戦う。彼らなら手下には負けることはない。僕は足手纏いにならないように、部屋の隅からボーガンを撃つ。

全て倒したので、外に出る。

市場への門のところにShadowGuardが勢揃いしている。Markiusは戦うので、別の誰かと一緒に船まで逃げろとのことだ。僕はKaraを選んだ。若いお姉さん(といってもElfなので、800歳とか?)がいいに決まっている。Markius以外で一番関わった時間が多く、親近感があるからだ。

Market District

市場への門をくぐる。あちらこちらで戦闘が行われている。もう町に以前の面影はない。Karaと2人でドックへ向かう。敵は、守衛が防いでくれる。

ドックまで辿り着くと、Officerがいた。が、その時橋が爆発した。Officerもやられてしまった。橋の上の瓦礫をMaceで破壊して、前へ進む。

ようやく橋を渡り、ドックへたどり着いた。すでに、Markiusら、他のShadowGuard達もいた。さらに…

Crimson Prophetもだ。次々と魔法を繰り出す。強すぎて誰も止められない。最後にWebでコチラの動きを封じた後、怪物を召喚し、去って行った。

ShadowGuard達が戦う。流石に、召喚獣に負けることはなさそうだ。全て片付け、船に向かう。Harkonが叫ぶ。Crimson Prophetを追って、あの宝石を取り戻さないと、大変なことになる!と。しかしMarkiusが嗜める。不思議な風を受け、彼らの船は既に遥か先を行っており、もう追いつくことはできないと。ここは一旦退却し、体制を立て直して復讐だ。

Academyを卒業し、いっぱしの人間になったつもりでいたが、わずか数日でその思いは吹き飛ばされた。僕は何もできない人間だ。Markiusはじめ、ShadowGuard達が守ってくれなかったら、父と同じように死んでいたのは間違いない。

しかし、これからだ。ShadowGuard達から全てを学び、僕の全生涯を賭けてCrimson Prophetに復讐し、父の仇をうち、町を再建する。