Neverwinter Nights ShadowGuard 〜その1〜 卒業式

ここはどこだろう?目の前にはThe Eternal Spiritという生き物?が。どこか違う世界へ送り込まれ、僕はそこで新たな人生を送ることになるらしい。

自分で言うのもなんだが、僕はNeverwinter Nights本編、Shadows of Undrentide、Hordes of the Underdarkをくぐり抜けてきた強者。しかし、この世界ではレベル3からのスタート。持ち物・武器も

  • Imperial Bandit Mail
  • Small Shield
  • Packed Rations x 5

に減らされてしまった。そして転送…

卒業式

ここはAbaronという世界にある、Rakha皇帝率いるSharakhan帝国が治めるGhaarakという町。全てを支配下に治めようとする皇帝が、まだ完全には抑えきれてない北の地にある。帝国に反抗するもの達との境界にある、最前線の町だ。そして、ここはその町にあるImperial Academy。ちょうど今日、そのAcademyを僕は卒業する。

父との関係

僕の父はこの町の治安判事だ。この町の一番の実力者。とても忙しい。僕と同じ家に住みながら、ほとんど話すことはない。そもそも父と住むようになったのはここ数年のこと。それまでは母と住んでいたが、母が病気になり死んだため、父と住むことになった。母と住んでいた頃も、父は単身赴任で顔をみることはなかった。仕事大好き人間だ。だがそんな父のおかげで、母も僕も裕福な暮らしができていた。僕は母が死んだ後、大規模農園で生計を立てるつもりだったが、父に何か考えがあったようで、父とこの町に住み、Academyに入学することになった。

今日の卒業式には父が来てくれるはずだったが、仕事が忙しく来れなさそう。こうなりそうな気はしていた。父とは常にすれ違ってきて、亀裂も深まりつつある。

同級生

今日、一緒に卒業する同級生が2人いる。一人はJanthos。エンジニア系で、町を守るゴーレムを作っている。両親はある冬の嵐の夜に泊めてあげた見知らぬ人達に、殺されてしまった。彼はその時にGhaarakへ行くように母へ言われたらしい。そしてAcademyで孤児として育てられてきた。もう一人はDruidのAlia。Academyを卒業した後は、両親と森へ帰るらしい。今日の卒業式を見るために、両親とも3日かけて町までやってきた。仲の良い家族だ。Druidだけあって、自然の秩序をとても大事にしている。

儀式

そこへYakirという者のSpiritが連れてこられた。彼は帝国に対する反乱分子で、以前この町で数百人もの人々を魔法で殺したのだ。その後魂をとらえ、この町で束縛していた。今日はこのSpiritをこの町で永遠に捉えておくか、地獄へ送り込むか、僕が決めるという儀式が行われる。

どうするのが一番いいのかよく分からない。結局、この町で永遠に捉えておくことを決断した。

この決断がどういう結果をもたらすか僕には分からない。ただ一つ言えるのは、このYakirのSpiritはその決断にかなり激怒していたということだけだ。

ShadowGuard

式の最後に、不思議な力を持った3つのCrestの内の一つがもらえるらしい。攻撃こそ最大の防御なり、僕はThe Crest of the Enforcerを選んだ。

儀式も完了し卒業式も終わった頃、Jarvis先生に声を掛けられた。ShadowGuardという皇帝の直属の配下にあるエリートな集団がいて、そのエリート集団が主人公に興味を持っているそうだ。メンバーの一人、Markiusが市場にいるので話してこいとのことだった。

そんなエリート集団が、学校を卒業したての僕に何を見出したのだろう?

中庭

卒業式も終わったので、思い出深い中庭を散歩する。中庭を巨大なゴーレムが動き回っている。

Janthosが興奮気味に話しかけてくる。ゴーレムに話す機能を追加しているらしい。このゴーレムはImperial HallにあるControl Stoneで操作されているが、より強化できるPower Sourceを見つけ出すように頼まれた。とりあえず引き受けておく。彼はマッドサイエンティストになれる素質を持っている。

そばにAliaがいたので話しかける。Janthosに頼まれたPower Sourceのことを話すと、それを見つけてもJoathosに渡す前に彼女に渡してほしいとのこと。Janthosに渡す前に力を無効化したいそうだ。AliaはJanthosが作っているゴーレムと彼がやろうとしていることに、非常に不安を感じているらしい。

Imperial Hall

Academyの向かいにあるImperial Hallに入ってみる。辺境の地とは言え、立派な建物だ。

入ってすぐ右手にある評議会室では、父が外国の使節団と何か打ち合わせをしている。もちろん僕がこの部屋に入ることは許されていない。息子の卒業式より大切な会議が行われているのだ。

左の部屋には、この町で父につぐNo2の男、Varhun首相。しかしどうも父と僕とに対して、苦々しい感情を持っているようで、言葉の端々にそれが出てくる。あまり長くは話したくない相手だ。とっとと立ち去ろう。

建物中央にはControl Stoneが配置してある。この町の動力源だ。魔法使いが一人それを維持している。Janthosの師匠にあたる人だ。話してみたが、この師匠にしてあの弟子ありきという感じ。

他にもこの建物には図書館や宝物庫があった。一つ気になるのは、宝物庫が封鎖されていること。父の命令らしい。そして、誰もその理由を知らないようだ。

Market District

門をでてMarket Districtに入ると、すぐに目つきの鋭い男がこっちを見て話しかけてきた。おそらくShadowGuardのMarkisだろうと、直感で分かった。しかしまだ心の準備ができてないので、先に町をぶらつくことにした。

辺境の町ではあるけど、中々賑わっていて、いろいろな店がある。店といってもちゃんとした店舗があるわけでなく、露天商だ。人によってはこの町で手に入らないものはないと豪語するけど、さすがにそれは言い過ぎだろう。とりあえず食べ物と、武器としてHeavy CrossbowとMaceを買っておいた。鎧は最初から持ってるImperial Bandit Mailが中々優秀で、しばらくこれで行けそう。

Sevannaの店

魔法関係の物を売っているSevannaの店に寄ってみた。Janthosに頼まれたPower Sourceの代わりについて相談したら、彼女はそれに関する本を持ってるらしい。20G払えば譲ってくれるそうだ。父からもらった1,000Gがあるので、それくらいは安いもんだ。ゴーレムがこの町を守ってくれるのなら、この町の将来のための投資にもなるし、自腹で買っておいた。その本によると、Irilium CrystalsというものがPower Sourceになるらしい。そのIrilium CrystalsもSevannaが持っていたので、それも買っておいた。60Gだ。あとでJanthosに渡しておこう。Aliaには悪いけど、彼女はちょっと気にしすぎだと思う。

宝石店での揉め事

町を歩いていると、宝石を売ってる店から大きな声が聞こえてきた。トラブルのようだ。どうも客の女Elfが買おうとした宝石の値段が、高すぎると言っているらしい。しばらくやりとりを見ていると、女がこっそりと宝石を盗むのが目に入った。そして去って行こうとしたが店主のNelgirにばれて、掴まれてしまった。すると女Elfが呪文をとなえ幽霊を呼び出し、それにNelgirが驚いている隙に女は逃げてしまった。

町の治安判事の息子として、これは放っては置けない。Nelgirに話しかける。幽霊がいると客が怖がって商売にならない。あの女を捕まえて、なんとかしてほしい。おそらくこの町の者ではなさそうだから、宿屋にいるだろう。捕まえてくれたら報酬を払うとのこと。早速宿屋へ行ってみる。

Ravenclaw Tarvern

この町にある唯一の宿屋。余所者はこの町に来たら、ここに泊まるしかない。まずは中に入って見回ってみたが、ウェイトレスとカードゲームをプレイしている3人組くらいしか見当たらない。あとはガードマンに守られた部屋が一つ。と、なると鍵がかかった客室のどれかにいるに違いない。

店主に話かけてみる。女Elfのことを話してみると、確かにその女はここに泊まっているらしい。名前はKara。彼女が盗みを働いたと言うことを伝え、部屋を開けてもらえないか頼んでみた。もちろん最初はお断りだが、お金次第では…とちらつかせてきた。とりあえず50G払うと、鍵を貸してくれた。Nelgirから貰える報酬で賄えるだろう。買ったばかりのHeavy Crossbowを手にしたら、少しは怯えてくれるかと思ったが、効果なし。

鍵を開けて中に入ると、女がこちらを向いて立っていた。僕は盗人を捕まえるために来たのだから、正々堂々と名乗った。Karaは僕が治安判事の息子であることに気づいたようだ。しかし、怯える様子はない。あくまでもあっちがぼったくりなのだと主張する。

とりあえず、呼び出したあの幽霊はどうにかならないかと話してみた。彼女の話では、普通幽霊はすぐに去っていくが、去らないと言うことは何かその理由があの幽霊にあるに違いない。幽霊を彼女に取り憑かさせて、話を聞いてみることになった。彼女はそういう能力を生まれた時から持っているらしい。

幽霊がKaraに乗り移った。話してみる。なんと、その幽霊はあのNelgirの父だった。息子のNelgirに突然後ろからナイフを刺され、店を乗っ取られたとのこと。それであの世に帰らず、止まっているらしい。この無念を果たしてくれたら去っていくとのこと。事情が代わってきた。どうも死体を”暗くて臭い場所”に隠したらしい。この町でそういう場所と言えば、きっと下水道だろう。町に下水道の入り口があったはずだ。そこから入ってみるか。

Sewer

下水道に入ってみる。ひどい匂いだ。Dwarf達が作業をしている。最近の大雨で水が溢れているようだ。その一人、Egbarに話を聞いてみる。とても忙しそうだが、お金に物を言わせた。最近怪しい奴が大きな袋を抱えて、北の方にいたのを見たらしい。彼らの邪魔にならないよう、下水道を調べてみる。するとすぐに怪しい瓦礫の山を見つけた。かき分けてみると死体が出てきた。背中にナイフが刺さったままだ。そのナイフにはご丁寧に”Nelgir”と刻んである。これで証拠は揃った。本人を直接問いただすか、Officerに引き渡すか。しかしそれを決める前に、まずはこの匂いのひどい下水道から出ることにした。

Officer

町にいたOfficerに話しかける。Officerですら、僕に敬意を払ってくれる。どれだけ父はすごい人なのだろう?Nelgirの件について話した。証拠の死体も見せる。

OfficerもNigirのことは、何かしそうな奴だと思っていたらしい。Nelgirの店に言って見ると、

既に守衛が取り囲んでいた。仕事が早い!これでNelgirの父の無念も果たされ、無事成仏してくれた。Karaにも一応連絡しておいた。役に立てて嬉しいと言っていた。彼女は結構いい人(Elf)かも知れない。

一旦中庭に戻って、JanthosにIrilium Crystalsを渡す。もちろん実費+αはもらっておいた。

さて、そろそろShadowGuardと話してみるか。