紹介

福岡県森林浴１００選にも選ばれた綺麗な森林が特徴の、標高３００ｍにある一本松公園（昭和の森）内にあるキャンプ場です。福岡県の宇美（うみ）町にあります。

公園内には一本松側と猫石側の2つのキャンプサイトがあるのですが、今回は一本松側のキャンプ場を紹介します。一本松側は近くに駐車場とトイレがあり、比較的キャンプしやすい場所だと思います。

このキャンプ場、なんとキャンプ自体は無料です！ただし車で行く場合は駐車場代を取られます。つまり徒歩キャンプならお金はかかりません。そして無料にも関わらず、トイレが綺麗で水道やカマドもあります。

7月〜9月以外は管理人がおらず、予約も不要なため、場所は早い者勝ちです。区画が決まっていないので、自由な場所にテントを貼れます。

またバンガローもあり、通常は7月〜9月まで利用できます。ただし現在はコロナのため使うことはできません。現在は老朽化により安全が確保できないためという理由に変わっています。

アクセス

昭和の森キャンプ場へ徒歩キャンプするには、まず西鉄バスで障子岳バス停へ行き、そこからキャンプ場まで約40分ほど歩きます。行きは上りなので少し大変かも。

① 西鉄バス「障子岳」バス停へ行く

西鉄バスの障子岳バス停がキャンプ場の最寄りのバス停となります。障子岳バス停へ行くのは障子岳行きと極楽寺行きです。

大濠公園始発で天神・博多を経由する32・34番か、博多バスターミナル（博多駅）始発33番の障子岳または極楽寺行きに乗ります。天神なら天神三丁目・天神四丁目バス停等、博多なら博多バスターミナルバス停から乗れます。

天神や博多を経由するので乗りやすいと思いますが、渋滞で時間が遅れる可能性は高いです。

帰りも同じ路線のバスに乗りますが、平日でも途中が非常に混んでいて、博多・天神には20分程度遅れて着きました。この路線に限らず、バスで移動する時は時間に余裕を持った方がいいです。

② キャンプ場まで歩く

障子岳バス停からキャンプ場までは徒歩約4０分です。緩やかな上り坂です。

バスを降りたら、そのまま道沿いにまっすぐキャンプ場に向かって歩きます（バスは左に曲がりますが、そちらではありません）。

どんどん進みます。基本的にこの道に沿っていけば大丈夫なので、迷うことはないと思います。

しばらく進むと分かれ道があります。左が目指すキャンプ場です。

さらに進みます。

道の右側に、小川が現れました。

しばらく進むと、車のゲートがあります。車で来た場合は、帰りにここで料金を払います。車のナンバーを自動的に認識してるらしいです。

進んでいくと、一本松公園の入り口につきました。この門の先が一本松公園です。ここまでで20分ほどかかります。ここからさらに20分ほど歩きます。

公園内は遊歩道があり、とても歩きやすいです。

ここで、一本松側と猫石側の分かれ道があります。今回は一本松へ行くので、左へと進みます。

2024.01追記

猫石側との分かれ道の手前あたりに、新しいトイレができてました。

一本松側のキャンプサイトの入り口につきました。ここのすぐ近くにトイレや炊事場もあります。

公園内は自由にテントを設置できるので、途中の道路脇にもテント客がいました。

バス停からキャンプ場に行く途中や、公園内に店はありません。食べ物は持っていきましょう。飲み物は自動販売機が途中ありました。徒歩キャンプとしては現地調達で荷物を減らしたいところですが、持って行った方が無難ですね。ゲートの近くに地下水を売っている場所はありましたが…100円で20リットル！徒歩では無理です。停止ボタンがあるので、2リットルくらいだけもらうって手もあります。

2024/01追記

10円で1リットル購入できるようになってました。

サイト

地面は基本土で、ゴツゴツした感じの場所が多いです。トイレの近くは若干整備されている区画っぽい感じになっていて、平坦な場所が多少あり、比較的初心者向けです。テントも貼りやすいと思います。さらに上に登ったとこでも、テントをはる場所はありますが、整備されてない感が強くなります。

トイレの近くには、炊事場やカマドもあります。洗剤は使用禁止です。焚火はできますが、直火はNGです。ゴミ箱はありません。炭やゴミは全て自分で持ち帰りましょう。

※写真を撮るのを忘れていたため、サイトの写真が一切ありません…今度また行ったら撮ってきます。

2024/01追記

再訪したので、サイトの写真を追加します。1月の平日だったので完ソロかなと思ったんですが、デイキャンプ1組&キャンプ1組いました。

ここがメインのサイトです。ところどころ石で囲まれて区画のようになってます。右奥の大きな屋根の建物がトイレです。

上の写真を撮った場所の反対側は登りの崖になってます。

左奥にトイレがあります。

水道。

かまど。

これが噂の、無料なのに綺麗なトイレ。

中も綺麗です。ただし、上の方に蜘蛛の巣は結構ありました。おそらく掃除しても、すぐ張っちゃうんでしょうね。

トイレットペーパーもありました。しかし、念の為持っていくことに越したことはありません。

上にいくと、さらにテントをはれそうな場所があります。

ここはアスファルトの舗装路から、右に曲がった場所です。

舗装路をさらに進むと、こちらにもいくらか場所があります。

感想

このキャンプ場の特徴はなんと言っても、無料なのに綺麗なトイレがあるということでしょう。一本松側ならそのトイレにも近く、さらに水道まであります。予約なしでキャンプできるため、混まない平日を狙うか、早めに行って場所取りをする必要がありますが。

徒歩キャンプとしては、バス停から約40分の上り道なので、多少の覚悟はいるかも。道中も公園内はきれいに整備されていて、気持ちよく歩けます。