「MARS ODYSSEY」火星に行く前にこれで予習しておきたい
ついに火星にコロニーを作り始めた人類。主人公はAIにこき使われながら、火星で汗水たらして働きます。
ゲームではなく、火星と今までのアメリカの火星探査のことがちょっとだけ学べるソフトです。
操作
VRコントローラーを2本使用します。
トラックパッドの上でワープ移動です。上を押したまま行き先を決定して、はなすとそこに移動します。
トラックパッドの左右で回転します。
ステージによって左コントローラーの役割は変わります。
内容
※ネタバレがあります。
宇宙ステーションのようなところに転送されてきた主人公。近くのボタンを押すと、シャッターが開いて外が見えます。火星です。
ステーション内に人間は自分一人で、AIが色々と話しかけてきます。
トリガー引くと手が指を指す形になるので、ゲーム内のボタンを人差し指で押すと、ドアが開けられます。
AIに促されて、まずはホログラム室に向かいます。
ここでは火星のことについて学べます。
地球と月と火星の大きさの対比。
火星のオリンポス山。エベレストやエンパイヤステートビルディングがちっぽけに見えます。
マリネリス峡谷。太陽系で最も大きな谷の一つだそうです。あのグランドキャニオンが、こんなにちっちゃい!
主人公はホログラム室を出て、ポッドに向かいます。ここから仕事が始まります。歴代の火星探査機をモチーフにしたミッションです。
ポッドに乗り込んだら、ボタンを押してスタートです。
火星に降り立った主人公、まずはViking Missionです。どうも壊れちゃったみたいで修理してくれとの依頼です。
色々な部品が外れたり、ずれてしまっているので、ちゃんとした位置に右手で戻して、左コントローラで溶接します。
修理が完了するとポッドに戻り、次の目的地に向かいます。
次はPathfinder。
向こうに見えるのは砂嵐です。さすがは火星の砂嵐、怖そうです…
この砂嵐が来る前に、ローバーを動かして、岩陰に隠さないといけません。
ここでは左コントローラーが、ローバーのリモコンになります。タッチパッドで動かして、岩陰まで動かします。
無事に岩陰まで動かすと、すぐに砂嵐が止むので、再び元の位置まで移動します。
次はOpportunity。
ソーラーパネルに砂が積もっているので、エアーダスター?で吹き飛ばします。
次はCuriosity。
ハンマーでカンカン叩いて修理します。
そして最後はコロニー。ここでは特に仕事はありません。最初は薄暗いのですが…
火星の夜明けを楽しみます。
しばらくすると勝手にエンドロールが始まります。
感想
中々面白かったです。火星の砂嵐は恐怖を感じましたし、最後のコロニーでの夜明けは、火星の初期の移住者ってこんな感じで住むんだろうな、という雰囲気は楽しめました。
ただし短い!10分程度です。これに定価払うのはちょっと厳しいかも…よほどの火星好きでなければ。私はバンドルでした。
ただ、このソフトはコンテンツが少なかったものの、ちゃんと作りこんだソフトならVRは教育目的には最強ですね。