【福岡で徒歩キャンプ】きちんと整備されたサイトで快適キャンプ「大野城いこいの村キャンプ場」

紹介

大野城いこいの村キャンプ場は、福岡県大野城市にある大野城いこいの森にあるキャンプ場です。大野城いこいの森は、牛頸ダムの周辺に設けられた中央公園、スポーツ公園、水辺公園、およびキャンプ場からなるエリアです。きちんと管理されたキャンプ場で、快適なキャンプができます。

利用には予約が必要で、キャンプ当日の前営業日までに予約する必要があります。

料金はキャンプ場への入場料金が大人440円、ゴミ処理費が200円かかります。あとはサイトごとの利用料金で、私が利用したフリーテントサイトは1区画1,100円です。合計1,740円。

キャンプ用品の貸し出しも行っており、薪も購入できます。風呂やシャワーも利用可能だそうです。ちょっとした売店もありますが、食材はありません。

アクセス

いこいの森キャンプ場へ徒歩キャンプするには、まず西鉄電車で下大利駅まで行き、駅から西鉄バスで南山手団地へ行きます。そこからキャンプ場まで約40分ほど歩きます。

① 西鉄電車「下大利(しもおおり)」駅へ行く

天神(西鉄福岡駅)から西鉄電車の大牟田線を使って下大利駅へ行きます。約12分で着きます。街中の電車なので、本数も問題ないと思います。天神から乗る場合、行き先はどこ行きでも大丈夫ですが、特急は下大利駅に止まりませんので乗らないでください。

② 西鉄バス「南山手団地」バス停へ行く

下大利駅で電車を降り、駅のすぐ前にある下大利駅バス停から、南山手団地行きの西鉄バスに乗ります。大体一時間に2,3本は出ているようです。

帰りは下大利駅行きへ乗ります。

③ キャンプ場まで歩く

南山手団地バス停からキャンプ場までは徒歩約40分です。

南山手団地は終点なので、ゆっくりと降りられます。ここは営業所にもなっていて、帰りの下大利駅行きの始発でもあります。行きは写真手前で降り、帰りは奥のバス停から乗ります。

バス停から道路に出て右に曲がると、すぐに下に降りる階段があります。

階段を降りたら、左に曲がり進んでいきます。

ちょっと進むと右手に牛頸ダムが見えてきます。

歩道が狭く少し車が怖いですが、さらにしばらく進むと、道路の右側に遊歩道の入り口が見えてきます。ちなみに、私はこの入り口を見落としていて、行きはずっと車道を歩いて行きました。車道でも行けますが、少し遠回りになります。

そこから降りていくと、ダムの横を通る遊歩道を歩いて行けます。

右手にはダムが見えます。

遊歩道を歩いて行きます。

さらにしばらく歩くと、水辺公園につきます。公園といってもただの広場ですが、ベンチやトイレもあり一旦休憩できます。この写真右上(ダムの右側)が、今歩いてきた遊歩道で、写真下がキャンプ場へ向かう道になります。バス停からここまではゆるやかな下りです(多少上りもありますが)。

公園を出ると、キャンプ場への道案内があります。

アスファルトの道を進んでいきます。上り坂です。

しばらく進むと、左手に入り口が見えてきます。ここがキャンプ場へのゲートです。このゲートは22時にはしまるため、それ以降外には行けません。

ゲートからさらに100mほど進むと、管理棟があるのでチェックインします。

サイト

キャンプ場はフリーテントサイト・ファミリーテントサイト(各区画にかまどがある)・デッキテントサイト(デッキの上にテントを張る)・バーベキューサイト・ロッジサイトと分けられています。私はフリーテントサイトに滞在しました。サイトは区画に分けられていて、各区画にはテントを設置する場所と、机と椅子があります。この机が準備や撤収に役に立ちます。ちなみにこれはサイトA-1です。炊事場のすぐ近くでした。

こちらがフリーテントサイトAの全体です。とても綺麗なキャンプ場です。

こちらは炊事場。

ゴミはチェックインの時に有料で購入したゴミ袋に、燃えるゴミと燃えないゴミに分別して入れます。

そして、ところどころにあるゴミを入れる場所に、ドアを開けて中に袋ごと置きます。

ロッジ風のトイレです。中も綺麗でした。

感想

きっちり整備された、まさに”キャンプ場”といった感じの、安心してキャンプできる綺麗なキャンプ場です。朝も8時くらいから、従業員の方達が掃除をはじめてました。ソロキャンプでトータル1,740円と、この整備を考えれば安いのではないでしょうか。キャンプ慣れした方は、ちょっと物足りなさを感じるかもしれませんけど。

徒歩キャンプとしては、歩く時間が約40分ほどかかるのがつらいと思う人がいるかもしれません。しかし、道中の景色が素晴らしく、遊歩道は安全に歩けるので、ゆっくり歩けば決して苦痛ではないと思います。ちょうどバス停からキャンプ場の中間地点くらいにある水辺公園で休憩もできます。