さし絵スタジオ2
さし絵スタジオ2をソースネクストで購入しました。
パッケージに含まれる6,700点のイラスト素材をベースに自分でイラストを加工できるソフトです。
イラストが実は3Dのモデルでライティング、カメラ位置、レンダリング、ボーン操作などで自由に変形できるというわけです。
画面左上のウインドウで素材を選びます。
素材はタブで”素材”、”人物”、”表情”、”ファイル”の4つに分かれています。タブを選択するとそのタブに属するフォルダが表示されます。
フォルダをクリックすると中身がその下に表示されます。
これは”表情”タブから”表情”→”喜び系”を選びました。
ここから使いたい素材を画面真ん中にドロップします。まずは”素材”タブの”シーン”からメインとなるシーンを選びます。
”シーン”→”乗り物”→”自転車等”の”サイクリング道”を選んでみました。
折り畳み自転車に乗る若者を後ろからロードバイクが抜き去ろうとしています。
このさし絵スタジオ2ではキャラを別のキャラに差し替えることができます。ちょっと差し替えてみましょう。
”人物”タブの”基本人物”→”赤ちゃん”の”女赤ちゃん冬r”を選んでみました。最後の”r”は何の意味かよく分かりません。
この赤ちゃんを折り畳み自転車の若者の上にドラッグするとカーソルの形が変わるのでそこですかさずドロップすると入れ替わります。
ちょっとまだ赤ちゃんなのでハンドルに手が届いていません。
では次に視点を変えてみましょう。画面右にある青いカーソルで視点を変えられます。
上から見てみました。
横から見てます。
後ろからも見れます。
スライダーでアップにもできます。
アップにすると凛々しい顔をしています。
遠くからも見てみましょう。
さらにこのさし絵スタジオではキャラの表情も簡単に変えることができます。表情はいっぱいあるのですが、いくつか掻い摘んでみてみます。すべて”表情”タブの”表情”フォルダの中にあります。
これはデフォルトの表情です。
目が輝いてます。まだ赤ん坊なので世の中の汚いことを知らないのでしょう。
まずは”喜び系”の”おいしい”です。
…あんまりおいしそうではありません…
次は同じく”喜び系”の”大笑い”です。
これは楽しそうです。こっちまで楽しくなってきました。
次また”喜び系”の”驚いて感心”です。
”まじで?”
またまた”喜び系”から”鼻の下伸ばす”です。
”い~っ?”
次は”怒り系”の”怒り”です。
”ぷんぷん”
同じく”怒り系”の”激怒”です。
”邪魔邪魔ちょっとどいて!”
次は”悲しみ系”の”大泣き”です。
”うぇーん、ガソリン切れちゃった~”
次は…
すいません、これなんの表情だったか忘れました…キスしそうでちょっとドキドキです。
次は”睡眠系”の”ぼんやり”です。
悟りを開いたかのようです。
最後も”睡眠系”で”寝顔・夢見る”です。
居眠り運転はいけません。
表情は
- ”喜び系” … 14種類
- ”怒り系” … 7種類
- ”悲しみ系” … 10種類
- ”感情以外” … 6種類
- ”睡眠系” … 7種類
あります。
光の当て方を変えることもできます。
右上から当てます。
左下からです。
次は下から。
これは真正面から。
雰囲気もボタン一発で変更できます。
上で見てきたのは”アニメ調:見やすく標準的”でした。
下は”リアル:小物の高級感”です。
次は”べたぬり:お堅い文書・安心感”。
”ぼかし:不明瞭な感じ”
”白黒:ワルな感じ”
”グレー:古い感じ”
”石像:ショックで動けない状態”
さし絵スタジオ2では漫画の吹き出しの図形も作れます。
円ツールと多角形ツールでこんな風に描きます。
二つの図形を選択して…
メニューの”図形”→”変換”→”セリフ枠の合成”で吹き出しに変わります。
キャラには持ち物を持たせることができます。
ビールジョッキを持たせてみました。
持ってくれたものの角度がおかしくてこぼしそうです。
でも大丈夫。さし絵スタジオ2ではなんとボーンをいじることができます。とてもイラストソフトとは思えません。
ボーンは結構難しいですが何とか手の向きを変えることができました。
仕上げます。
他にも
- 矢印
- 直線
- 自由線
- 折れ線
- 円
- 四角
- 多角形
- テキスト
といった図形なども使えます。
なかなかおもしろいです。吹き出しがいい味出してます。4コマ漫画を無性に作りたくなってきました。