「TRANSISTOR」 ハードボイルドな大人の雰囲気ゲーム

TRANSISTORをクリアしました。未来都市を舞台にしたSFチックなアクションRPG。アートな感じの絵とクールな音楽がかっこよすぎ!大人な雰囲気のゲームです。

歌手のRedは謎の集団Camerataによって殺されそうになりますが、Redの恋人が庇って身代わりに殺されます。Red自身も声を奪われてしまい、恋人を刺した剣Transitorを手に復讐に向かいます。刺された恋人の魂はTransistorに宿りRedと道中を共にします。街はCamerataに操られたロボット集団Processによって破壊されつつありました。

1本道ストーリーで選択肢はありません。日本語対応です。

操作方法

キーボード+マウスかパッドでの操作です。

パッドではA,B,X,Yで攻撃、RTでターン発動・実行(ターンについては後述)、LTでターン時のコマンドキャンセル、LBで鼻歌を歌うことも可能です。

コンピューターの世界がモチーフになっていて主人公はFunctionをスロットに装備して敵と戦います。コンピュータ言語の関数のように各Functionの名前の後には()が付きます。

メインとなるACTIVE SLOTは4つあり、それぞれにFunctionをインストール可能でメインのアクションとなります。それぞれのACTIVE SLOTには2つのUPGRADE SLOTがありそこにFunctionをインストールするとそのFunctionに応じてACTIVE SLOTのFunctionにパワーアップ効果が得られます。様々な組み合わせで多彩な攻撃が可能です。

最初から全てのUPGRADE SLOTが使えるわけでなくレベルアップとともに使えるスロットが増えていきます。

またPASSIVE SLOTというスロットもあり、そちらにFunctionをインストールすると体力アップだったり防御力アップなどの効果が得られます。PASSIVE SLOTには最高4つのFunctionをセットできますが、こちらも最初から全てのスロットが使えるわけでなくレベルアップしながら増やしていきます。

使えるFunctionの数はMEM(メモリー)の容量によって決まります。各Functionには使用容量があり一つセットするたびに画面左端のメモリが埋まっていき、満杯になるとそれ以上のFunctionはセットできません。こちらもレベルアップで増やすことができます。

戦闘はアクション方式とターン方式と呼ばれるものがあります。

アクション方式では通常のアクションゲームのように装備したFunctionを使って敵を攻撃します。

ターン方式ではターン制のストラテジーのように事前にどう動かすかを指定しておいて発動させるとその指示通りに動作します。

上の写真ではPing()で攻撃後、Spark()を4連続するように指定しています。ターン攻撃が終わるとアクション画面に戻りますがしばらくは回復期間になり攻撃ができません。その間はひたすら逃げる必要があります(ただしそれを回避できるFunctionもある)。

ターンはパッドならRTで発動させるか、攻撃を受け自分の体力が0になると自動的に発動します。指示が終わったら再度RTを押すと実行です。LTでセットしたコマンドの取り消しができます。すべて取り消してRTで実行するとターンは発動しません。

体力ですが0になるとすぐ死ぬという訳ではなくFunctionのどれか一つが壊れますが(使えなくなる)、体力がフルに回復して残りのFunctionでゲームを続行可能です。

ところどころにアクセスポイントと呼ばれる場所があってそこにアクセスするとFunctionの組み合わせの変更やゲームのセーブができます。

ゲームのセーブはアクセスポイントにアクセスすると自動的にされてしまい、自分で保存するかしないかを選択することはできません。

また壊れたFunctionは何回かアクセスポイントにアクセスすることで復活します。

プレイ

Redの恋人を刺した剣Transistorには恋人の魂が宿り、道中Redに語り掛けてきます。ちょっとしゃべりすぎだろってくらい話しかけてきます。

敵がいる街を避けてCountryに逃げるように恋人は話しかけますが、Redはそれを無視して街中に向かいます。

このゲームはとにかくアート系な絵が綺麗。特に光の表現がとても美しいです。

街中はCamerataに操られたロボット集団Processによって荒らされ人々は避難して街中には誰もいません。

歌手だったRedはここで歌っていたはずでした…

街中のいたるところにあるTerminalではニュースを聞いたり、アンケートに投票したり、天気を決めたり!できます。

ところどころバックドアと呼ばれるドアがあり、そこに入ると癒しの場?

ここでは音楽を聴いたり、戦闘のトレーニングができます。戦闘のトレーニングはターンのトレーニング、生き残りのトレーニングなど科目があって経験値ももらえます。ただ結構面倒くさくて結局ほとんどトレーニングはしませんでした…

Camerataは一体どんな目的があってこんなことをしたのでしょうか?Redは恋人の仇をうてるのでしょうか?

感想

冒頭にも書きましたがとにかく映像と音がかっこいいです、このゲーム。約5時間くらいでクリアしました。

ただ戦闘がちょっと私には合いませんでした。アクションもできるしターン制のストラテジーもできるのが売りだとは思うんですけどどちらも中途半端。アクションはひたすらドカドカ撃ちまくり、特にvoid()+get()+purge()を使うともうほとんど無双状態。ターンも…いまいち。

ストーリーも謎が多く残ったままで、何でRedは声を奪われたのか分からずじまい、他の登場人物についても背景が浅くいまいちすっきりしないところもありました。2週目クリアしたら何か分かるのかもと思って2周しましたが結局変わらず。これもミステリアスな雰囲気を出すための演出かもしれませんが。ひょっとすると次回作ですべての謎が解ける!とかだったらいいんですけど。

雰囲気は素晴らしかったです。映画を見てるようなカッコよさで画面やトレーラーの音楽を聴いてこの雰囲気が好きならいいかもしれません。