「DEX」 近未来都市を舞台にしたサイバーパンク2DアクションRPG

青い髪を持つ女性Dex。ある日寝ていると突然Raycastなる人物がモニターから話しかけてきます。

今まさに兵士たちが住居に潜入してDexを捕らえようとしていると。目を覚ましたDexはRaycastのアドバイスに従い、今までハッキングなんかしたことないのにも関わらず、エレベータのドアをハッキングして兵士が入ってこれないように時間を稼ぎます。

そしてなんとかベランダから逃げ出します。

何が起こったのか訳も分からないままDexはRaycastの指示に従って、Deckerという人物を頼ってFixers Hopeに向かいます。

未来都市を舞台にしたサイバーパンク2DアクションRPGです。日本語版はありません。

操作

操作はキーボード・マウスかコントローラーで操作します。私はコントローラーでプレイしました。

内容

※ネタバレが多少あります。

Fixers HopeでDeckerに無事会えたDex。しかしここにも追手が差し迫ります。Deckerのアドバイスに従ってTonyにかくまってもらうため、裏口から逃げ出します。

Tonyの家にたどり着いたDex。最初はトラブルを嫌って家の中に入れてくれなかったTonyもDeckerの名前を出すと、しぶしぶ家に入れてくれます。そしてDeckerも命からがらDexの後を追って、Tonyの家にたどり着きます。

ようやく落ち着くことのできたDex。Tonyの家で色々なことを教えて貰います。

追手は恐らく巨大企業The Complexだろうということ。人工知能Ketherのこと。Dexが救世主であるとRaycastが信じていること。そしてRaycastのこと。どうもRaycastは伝説のハッカー?でハッカー一味からは一目置かれているようです。しかし誰もRaycastには実際に会ったことがないとのこと。

さらに分かったのはDexが特別であること。普通はCyberSpaceに入り込むには首に接続用のジャックが必要なのですが、DexはそのジャックなしでもCyberSpaceに入り込むことができます。

そしてさらなるパワーアップのためにDr.Nilesに会いに行くことを勧められます。

街を探索し、会話をしながら一体何が起こっているのか、自分は何をしなければならないのか、学んでいきます。街は区域に分けられていて、徐々に行ける範囲が広がっていきます。

中国な感じのCHINESE QUARTER。

かもめが似合うDOCKS。

人通りも多いDOWNTOWN。

怪しい感じのAFTERLIGHT BOULEVARD。

富裕層の住むマンションや大企業が立ち並ぶHIGH RISE。

さびれてしまったINDUSTORIAL。

世捨て人がいそうなSCRAPYYARD。

等々。

各区域には戦闘中でなければFast Travelすることが可能です。

街中では様々な人が歩いているのですが、話しかけることができるのは一部の人だけです。そういう人には頭にビックリマークがついてます。

街ではDexに攻撃してくる者たちがいます。Dexは自分の肉体や銃を武器に彼らと戦います。

ジャンプ、ガード、ロールで敵の攻撃を避けながら、パンチ・キック・飛び蹴りで戦います。またスキルポイントの割り当てで、ハイキックや足払いも使えるようになります。

Dexには体力があり0になると、ゲームオーバーです。体力はアイテムを使って回復します。

戦いやクエストのクリアなどでXPがたまっていき、レベルアップするとスキルポイントがもらえ、各要素に振り分けることでパワーアップできます。

またより強い銃を購入したり、

Dr.Nilesにパワーアップしてもらうことで、さらに強くなることができます。

戦いはそんなに難しくはありません。ゲームのレベルはCasualとClassicsを選べます。私はCasualでプレイしましたが、どっちが簡単なのかよく分かりません。

銃はほとんど使わずパンチとキックでクリアしました。敵の攻撃パターンがワンパターンなので、敵が攻撃しそうになったらブロック、その後どかどか叩いてればたいてい何とかなりました。MeleeやEnduranceにスキル割り当てるとかなり楽になります。

このゲームの特徴としてARモードというのがあります。Cyberspaceに入り込み、コンピュータをハッキングしてデータを盗んだり、監視カメラをハッキングして機能させなくしたりできます。

ARモードでは、ちょっとしたシューティングゲームになります。自分の移動の向きと砲台の向きが別々に動かせるツインスティックシューターです。弾を撃って敵を倒しながら目的を達成します。

コンピューターのハッキングとカメラのハッキングでは少し様子が変わります。

Dexは色々な証拠を集めるために、重要人物のコンピュータにハッキングして電子メールやデータなどを盗むのですが、その場合はダンジョンのようなところが舞台になります。マップはそんなに広いわけではなく、適当に進んでもクリアできます。大体一番奥にInfoとかDataとかあるので、その上でYボタンを押すと中身を読んだり取得できます。

左のFOCUSメーターがARモードでの体力になります。攻撃は通常の攻撃と、Softwareを購入することで使えるようになる特殊な攻撃があります。特殊な攻撃の方は使うと右のWEDGEメーターが減っていきます。WEDGEは時間がたつと回復します。

例えばこれはPUSEWAVEというSoftwareですが、これを使うと敵を一網打尽にできます。

監視カメラの場合は左スティックを押し込むと、今いる場所のままARモードになります。ハッキングしたい機器のところでYボタンを押したまま、一定時間待つとハッキング完了になる仕組みです。

このシューティングはそんなに難しいわけでなく、AR系のスキルを上げたり、Softwareを購入して武器を得るとかなり強くなれるのでさらに簡単にはなるのですが、シューティングが苦手な人によってはきついかもしれません。

このゲームではThe Complexに立ち向かうメインクエストの他にサイドクエストがあります。

例えば、とある中華料理屋の女主人には行方不明になった弟を探すように依頼されました。

結構な数のお使いがあります。大体はメインクエストに絡む内容でした。こなしていくうちに新たな情報に巡り合え、先に進むことができるようになります。

The Complexは一体何をしようとしているのか?そして徐々に明らかになっていくDexの生い立ち。

The Complexの核心に迫っていくDex。

未来はDexの選択にかかっています。果たしてDexはどのような未来を選ぶのか…

感想

ストーリがよかったです。入り込めました。雰囲気とそれにマッチした音楽。巨大企業、未来都市、退廃した雰囲気。どこかの映画で見たような、よくあるストーリではあります。しかし自分でキャラを動かし、育てていくというところがゲームの優位点ですね。

会話はたくさんあってテキスト量はそこそこありました。しかも全てしゃべってくれます。会話の選択肢はたくさんあるのですが、エンディングに影響する選択肢は2箇所で、エンディングは3種類でした。

カメラやコンピュータをハッキングする、というアイデアは面白かったです。ただあのシューティングはちょっといまいち。Undertaleもそうだったんですが、このシューティング要素って、ちょっと人を選んでしまう気が…

クリアまで20時間ほどかかりました。同じサイバーパンク物のTransistorよりかは、こちらの方がはるかに面白かったです。

英語がOKでこの手の雰囲気が好きならいいと思います。ただセールの時は300円くらいまで下がるので、それを待ってもいいかも。日本語版は出そうな雰囲気なんですけど、中々でないですね…