Ultima II: Revenge of the Enchantress 〜その1〜
キャラクター作成
タイトル画面でEnterを押すと、メニュー画面が表示される。
”D”か”P”か”C”を押すように言われる。初めてなのでキャラクター作成の”C”を押してみる。ちなみに一度キャラクターを作成すると次からは”P”で冒険の続きをできる。”D”ならデモ画面。
キャラクター作成では各属性の数値や性別と種族と職種を選ぶ。それぞれの性別、種族、職種ごとにボーナスで属性値がアップする。
属性
- STRENGTH … 敵に与えるダメージ、アーマーを使う能力。
- AGILITY … 攻撃の成功率、武器を使う能力、盗みの成功率。
- STAMINA … 防御力。
- CHARISMA … この数値が高いと、商人から安く買える。
- WISDOM … スペルの成功率に関係する。
- INTELLIGENCE … この数値が高いと商人から安く買えたり、スペルの成功率が上がる。
性別
- Male … +5 Strength
- Female … +10 Charisma
種族
- Human … +5 Intelligence
- Elven … +5 Agility
- Dwarven … +5 Strength
- Hobbit … +5 Wisdom
職種
- Fighter … +10 Strength
- Cleric … +10 Wisdom
- Wizard … +10 Intelligence
- Thief … +10 Agility
私は男の人間戦士にした。
意外に馬鹿にできないのがAgilityでこの数値が低いといい武器を使うことができない。攻撃の成功率もAgilityが関わってくる。最初にAgilityで攻撃が成功か否かの判断をし、成功ならStrengthでダメージが決まる。さらに盗みやすさにもかかわってくる。最初の金欠の時はどうしても盗みに頼ってしまう…まあ、世界の平和を救うのだから、ちょっとくらい許してほしい。
属性値はいずれアップできるのだが、それがまた大変で…
1423 B.C.
突然謎の国に放り込まれた。確か以前もこんなことがあったような…そこでMondainという魔法使いを倒し、世界の平和を救った気がする。今、世界は互いに戦い滅亡してしまった。しかし、どうもその原因はMondainの弟子の女魔法使いMinaxが復讐のために撒いた悪の種だったようだ。
ここはどこだろう?とにかく歩いてみる。
どうやらいくらかの食料とお金を持っているようだ。歩くと腹が減るので食料を食べる、つまり食料が減る。前回もそうだった。これが0になると即死だ。H.P.は体力で、これまた0になると死んでしまう。これは敵と戦ってダメージを受けると減ってしまう。どうやったら回復できるのだろう?前回はダンジョンで敵を倒して外に出ると、体力が増えるという不思議な増やし方だった。
初めての戦い
西のほうに歩くと、敵が現れた!Aを押した後に方向キーを押すことで、そちらに攻撃ができる。
何とか倒すことができた。これは今後も悩まされるのだが、とにかく攻撃が当たらない!ミスばっか!いい武器を使うと変わるのだろうか…
町
しばらく歩くと、なんとなく地形がイギリスやイタリアに見えてくる。イタリアのあたりに町があるので中に入ってみる。Lindaという名前の町だ。
武器屋と鎧屋があったので、購入する。現時点では所持金の都合でBowとChainを買った。前作では遠距離攻撃ができたBow。これでいきなり戦いが楽になる!と期待に胸を膨らませる。しかし…なんと今回はグレードダウン!近接攻撃しかできない!全然Bowの意味ないじゃん…
町からでて南下すると、アフリカ大陸っぽい感じの地形になる。その南端のほうに、村があったので入ってみる。
先ほどのLindaよりかは、小さい感じ。しかしここにある食べ物屋、町の端っこにあるために、盗んだ後に逃げやすい。町で盗みや殺人をすると、町のガードが襲ってくる。そのガードが最初の頃はとても太刀打ちできないのだが、一旦町の外にでると全てを忘れてくれ、何もなかったかのようになる。つまり犯罪を犯しても町から出ればすべてリセット。なので町から出やすいというのはすごいメリット。最初はなんせ金が足りない。なのに歩くとガンガン食料が減ってしまう。世界平和のために許してほしい。
タイムドア
以前から気になってた竪琴みたいな変な記号。ピョコピョコ出たり消えたりする。
これはタイムドアと呼ばれるもので、ここを通過すると別の時代の別の場所に行き来することができる。
今回はこのタイムドアをうまく使ってMinaxを倒し過去を変え、世界が滅びることがなかったことにするのだ。つまり、このミッションに成功しても、誰も私が世界を救ったことは知らない…
1990 A.D.
Lord British
タイムドアを通過してたどり着いた場所は、イギリスのような場所。近くに何かあるので入ってみる。
ここはお城で中にいたのは、Lord British。話すとゴールドと引き換えにH.P.を与えてくれる。今回もH.P.に上限というものはなさそうで、金を上げるといくらでもH.P.は上がるようだ。とは言っても画面の見た目的に9999がMaxではあろう。
船
前回同様、このゲームでは様々な乗り物が登場する。そしてかなり重要な位置を占めるのがこの船。海を渡ることができるのは当然ながら、かなりの攻撃力を持っている。海に面した敵をバンバン倒すことができるのだ。さらに食料もほとんど減らないという、かなりのメリットがある。ただ、この船に乗るためにはBlue Tassleというアイテムが必要となる。これは敵が持っていて、敵を倒していくといつの間にか手に入っている。
その上で船を見つけたら、船に乗船する(船のアイコンに重なり”B”を押す)と、自分の船となる(ちなみに船を手に入れると別の船がすぐさま襲い掛かってくるので、倒すなりさらに船を入手するなりする必要がある)。船を手に入れてからが本当のスタートと言っても過言ではない。
船に乗れるようになると、オーストラリアっぽい場所に行けるようになる。各時代ともここに立札が立っていて、その立札を見ると今がどの時代か分かるようになっている。
New San Antonio
船で見つけた町に入る。New San Antonio。この町はこのゲームでかなり重要な町だ。
この町にあるHotel New Californiaでは金を100ゴールド払うことで、属性を上げてもらうことができるのだ。しかし問題があって、上がるか上がらないかはランダム。上がるにしても、どの属性値が上がるかはランダム。このゲームで100ゴールド稼ぐのはどんだけ大変なことか。一体どんだけ時間がかかることやら。それがランダムで上がったり上がらなかったりではたまったもんではない。
Mod導入
そこでModを導入した。
色々と不便な点を改良してくれるし、画面の見た目もよくしてくれる。
何といっても一番嬉しいのは属性上げてもらうときに確実に属性が上がるようになるということと、どの属性を上げるのかを選べるようになるということだ。
あと、画面は今後EGAで行くことにした。これでかなりグラフィックが向上する。
AutosaveをDisableできることも地味に嬉しい。町に入ったりすると勝手にセーブされてしまうが、これをなくしてくれる。
金稼ぎ
このゲームの一番苦しいところ、金稼ぎ。このゲーム、経験値やレベルが全く意味がない。地獄の沙汰も金次第。武器や鎧を買うのに金が要るのは分かるけど、属性値上げるのにも金しかない。
結局一番楽なのは船で敵を倒すことかな。船の砲撃が一番強い感じ。まあ、それでもかなり時間はかかるけど。船であっちこっち行きまくり、敵を見つけたら倒す。何とか頑張ってStrength、Agility、StaminaをMaxの99まで上げた。CharismaとIntelligenceも上げて安く買い物したいところではあるが…色々鑑みて、2つの属性上げるより今の値段で買ったほうが早いかなと判断し、その2つは上げないことにした。戦士なのでWisdomは全く無視。先ほどのModのおかげで、金さえ稼げば確実に狙った属性をアップできるので、効率は段違いによくなった。
あと、さらに金を稼いで、最強の武器と鎧を購入。鎧は1493 A.D.のLindaで購入。武器はQuick SwordをNew San Antonioで牢屋の中で500ゴールドで購入。えっ、何でそこで最強の武器が売ってるのが分かるって?そんなもん攻略見たに決まってるよ!こんなもん分かるわけないし。昔のゲームは厳しいよ…
牢屋に入るためにはガードを倒さなければならず、そうすると他のガードも集まってくるため、結構強くないとQuick Swordを手に入れることはできない。なお、牢屋に入るためには鍵が必要だが、この鍵はガードを倒すことで得られる。牢屋以外にも鍵が必要な扉がいくつもあり、事前に鍵を持っておく必要がある。ガードはただでさえ強いのだが、中には絶対に倒すこともできない無敵のガードもいるので要注意。
飛行機
この時代、さらに言うとNew San Antonioで飛行機も手にすることができる。一体どんだけ重要な町なんだ…
この飛行機、ゲットしたはいいものの、使い方が分からずしばらく苦戦した。結局飛行機に重なって”B”を押すと飛行機に乗ることができる。しかし、まだ離陸はしていない。離陸はしていなくても移動はできて、さらにタイムドアにも入ることができる。ただし平地しか移動できない。”L”を押すと離陸して勝手に進み始める。矢印キーで方向転換はできるが止まることはできない。離陸すると山だろうが、海だろうが飛び越えて進むことができる。再び”L”で着陸ができるが、平地にしか着陸できない。
タイムドアを使えるというのが素晴らしい。これで各時代を縦横無尽に進むことができる。
飛行機に乗るにはSkull KeyとBrass Buttonが必要だが、飛行機に乗れるくらいのレベルであれば、それまでに取得していると思う。