Might and Magic Book One 〜その1〜 旅の始まり

GOGで購入した「Might and Magic® 6-pack Limited Edition」のうちの一本、Might and Magic Book Oneをスタート。

いきなりスタートの方法が分からない!

まずスタートでつまづく。どうやってスタートするの、これ?まずESCを押し、その後Enterを押すというのは分かるんだが、その後が???

どうやら、キャラクターはどこかの街の宿屋で休んでいるので、まず街の番号(1-5のどれか)を選んで、そこからメンバーを選ぶらしい。最初は1番のSorpigalにいるので1を押して…Ctrl+a, Ctrl+b…とメンバーを選択してxをおすと、宿屋から始めることができた!最大で6人のパーティーで旅することができる。

ちなみにキャラクターは新たに作成もできるけど、準備されているものを使用。最初は各パラメータの意味なんか分からないしね。で、先頭の戦士の名前だけ自分の名前に変更。RPGではいつも主人公には自分の名前を使う。それぞれの職業は、Fighter、Paladin、Archer、Robber、Cleric、Sorcerer。

Sorpigalの街を歩く

Sorpigalの宿屋をでた主人公たち。彼らが何者で、何のためにいるのか全く分からない。付属のマニュアルも読んだけど何も書いてない。普通あるよね、世界を暗黒に陥れた魔法使いを倒すとか、街を荒らすドラゴンを倒すとか…

何をしたら良いのかわからないまま、とりあえず街中をしばらく歩いてみる。カーソルキーで移動。オートマップなんてないので、方眼紙に消せるボールペンでマッピングしていく。このゲームは1区画が16×16のマス目になっていて、街やダンジョンも1区画でできている。地上はA-1からE-4までの20区画。Sorcererの魔法で現在地の座標を調べることができる。

結果は画面右下に表示される。座標は0から始まり、横がX, 縦がYで表される。地表での座標と、街やダンジョン内での座標、現在向いている向きが分かる。マッピングには必須の魔法だ。

歩いていると敵と遭遇、街中なのに!

そういうシステムらしい。このゲームに安息の地などはない。宿屋の中ですら、敵が出てくる。

戦闘が始まると、テキストのみとなる。

自分がやりたいことをコマンド入力する。Aを押すと攻撃、Sを押すと弓、Cなら魔法といった感じだ。

それにしてもこのゲーム、とにかく攻撃が当たらない!弓や魔法だとかなりましなので、ひたすら弓使いと魔法使い頼み。

魔法にはCleric系とSorcerer系の2種類の系統がある。概ねCleric系は防御、Sorcerer系は攻撃の魔法が多い。それぞれ魔法にはレベルがあり、キャラクターがレベルアップすると使えるようになる。最初はレベル1魔法が使えるが、キャラクターレベルが3になるとレベル2魔法、レベル5になると、レベル3魔法、といったようにレベルが2つ上がるごとに、使える魔法のレベルが1つ上がる。先ほども書いたように攻撃がとにかく当たらないので、魔法は重要だ。戦闘中はSorcererが攻撃魔法を使い、Clericが誰かを回復するといった使い方になる。

魔法を使うにはCを押し(CAST)、魔法のレベル番号とどの魔法を使うかを指定する。付属のマニュアルに魔法の一覧が書いてあるので、覚えるまではそれに頼ることになる。魔法に応じたSPELL POINT(SP)と、魔法によってはさらにGEMを使うことになる。

敵を倒した後には、その場でSearchする(Sを押す)必要がある。

でないと敵が落としたゴールドやアイテムがもらえない。倒した後に、一歩も動かずにSearchしないと消えてしまう。最初の頃はよく忘れてた。しかもその落としたものには、罠がかかっていることがある。Robberに解除してもらうのだが、まあ、これがまたよく失敗する。ダメージを受けたり、毒を受けたり…この罠で死んだことも度々。

食料という概念があって、パーティの各メンバーがそれぞれ食料を持っている。この食料を使って休むことで、HPやSPが回復する。1回休憩するごとに、各人1個食料を消費する。戦闘中以外にRを押すことで休憩ができる。ただし、場所によっては休憩できない場所もある。食料は街中にある食べ物屋で買うことができる。Sorpigalでは宿屋をでて、すぐ右にある。1人あたり5Gで、満タンの40の食料を買うことができる。

Sorpigalの街をなんとか一通りマッピングする。もちろん何度も全滅した。街中には宿屋、鍛冶屋、食べ物屋、酒場、寺院、トレーニング場などがある。

宿屋ではセーブができる。お金はかからない。次回プレイする時は、この宿屋からとなる。鍛冶屋では武器、防具、アイテムなどを売買できる。食べ物屋では休憩に必要な食べ物を購入することができる。酒場ではバーテンダーにチップを払って情報をもらったり、噂話を聞くことができる。寺院では毒などの状態異常を回復したり、死んだキャラを生き返らせることができる。トレーニング場はレベルアップに必要だが、後述する。

街中にはところどころに像があって(絵はない)、メッセージが書かれているが、意味はよく分からない。

いずれ分かるようになるんだろう。像に限らず、いたるところでこのような謎のメッセージを見かけることになる。これらが謎解きのヒントとなっている。

街の外に出られる出口もあるが、レベルが低いと出してもらえない。あとは行けるところは街の地下にあるダンジョン。ちょっと怖そうなので、一旦経験稼ぎをすることにした。

このゲームでは固定エンカウントとランダムエンカウントがある。ランダムエンカウントはそれほど頻繁に遭遇するわけではないので、この固定エンカウントの敵で経験値を稼ぐ。なんせ簡単に全滅するので、面倒くさくても一回戦っては食糧食べて休憩、宿屋でセーブをくり返す。昔のゲームということもあって容赦なく全滅させられる。何と言っても街中にも敵が出てくる。固定エンカウントの場所から、宿屋に戻る途中にランダムエンカウントにあって全滅、なんてこともあった。まあ、ランダムエンカウントはそれほど数は多くないんだけど、今の弱いパーティだと致命的。宿屋でセーブしたり、他のエリアにいくと、固定エンカウントは復活する。

一定の経験値を稼ぐとレベルアップが可能となる。しかし一般的なRPGと違い、自動でレベルアップはしない。レベルアップするにはトレーニング場へ行く必要がある。

レベルアップできる経験値を稼いでいると、お金を払ってレベルアップすることができる。まだレベルアップできない場合は、必要な経験値を教えてくれる。

いくら経験値を稼ぐと、次のレベルに上がるのかというのはキャラによって違うようだ。私の場合はFigher、Robber、Clericが同じタイミングでレベルアップし、さらにしばらく稼ぐと残りのPaladin、Archier、Sorcererがレベルアップする。

しかしレベルアップしても、HPとSPが増えるだけ(あと攻撃回数も増えるらしいが)。もちろんそれはそれで嬉しいが、なかなか強くなったという実感が少ない。

このゲームの特徴としてあるのが、通り抜けられる壁。普通、壁はもちろん通り抜けられないのだが、ときどき(というか、結構)通り抜けられる壁がある。通り抜けられる壁があるということに気づくまで少し迷った。マッピングしていくと、どうにも不自然な場所は、たいがい通り抜けられる壁がある。このSorpigalにも壁の中の小部屋に住んでるLeprechaunがいた(この場所はバーテンダーにチップを払うと教えてくれた)。この人は1GEMで好きな街へテレポートしてくれる。要はファストトラベルだ。こんな時代からファストトラベルがあったんだ…

地下ダンジョン

地下におりる階段を降りてみる。真っ暗。

ここで魔法の出番。レベル1-6 Lightの魔法で周りを明るくできる。Torchを使ってもいいんだろうけど、まだ使ったことはない。連続で固定エンカウントする通路もあって手強い。全滅やリロードもしながら、マッピングしていく。経験値も少しづつ溜まっていく。

新たな街へ

地下で出会った老人に、Erliquinという街のAgarという人物にVellum Scrollを渡してほしいと頼まれた。

いよいよ最初のクエスト。隠し部屋にいるLeprechaunに1GEMを払ってファストトラベル。新たな街へ…

このゲーム、終了したい時はALT+Qを押す。いきなり終わる。が、ハングして終わらない時も度々。そういう時はタスクマネージャーで終了させる。しょっちゅうリロードするので、ちょっと面倒くさい。