書評「いますぐはじめるWeb文章の書き方入門教室」

「Webサイトを作る」「ブログを書く」ことを主眼に置いた文章の書き方を説明した本です。

「伝わりやすい」「わかりやすい」文章に共通する「基本の型」を示すことで「守破離」の守を掴み、文章が苦手だった人がスムーズに書けるようになるのが目的だそうです。

いますぐはじめるWeb文章の書き方入門教室
  • 技術評論社

内容

大きく基本編、実践編、SEO編、TIPS編と分かれています。

基本編

基本編では

  • Web文章の目的
  • 何のための文章か
  • 誰に向けた文章か

を考えるところから始まります。

その後Webサイトの構造、トップページがあって、その下に下層ページがあって…といった説明、それぞれのページの役割について書かれています。

また文章についても5W2H、キャッチコピーの基本などの説明があります。

実践編

実践編では5つの例題として商品説明文、サービス説明文、店舗紹介・会社案内、プロフィール文、ブログについて書き方を説明しています。

商品説明文では例として健康器具を出し、その商品に対して

  • 商品を分析
  • 対象者の絞り込み
  • 文章にまとめる

という流れで商品説明を組み立てていきます。

サービス説明文では初心者向けパソコン教室を例題に解説します。

  • サービスを分析
  • 文章にまとめる
  • 利用者の声を集めておく

というプロセスを踏んで説明していきます。

他にも店舗紹介・会社案内、プロフィール文、ブログについても同様にポイントと流れが説明してあります。

SEO編

SEO編があるのはWebならではですね。

SEOといっても一昔前に流行った被リンクを増やすなどといった話ではなくキーワードを意識して書く、Descriptionを書くといった正論にとどまっています。

変な小手先の技に頼るよりかは人間にとって分かりやすい、役に立つものを評価するというGoogleの方針を目指すのがいいのでしょうね。

普段Web以外の文章を書くときにキーワードを意識する、ということは考えないですからここは注意したいところです。

感想

「Web文章の書き方」ということで文章術の書籍に見えるのですがどちらかというとWebサイト作成入門といった感じの書籍です。

文章のテクニックについてもいくらか書いてはあるのですが、文章術の本と思って読むとちょっとがっかりすると思います。文章を磨くためには他の書籍を当たった方が良さそうです。

会社でWebを知らないのに突然Web担当者にされたという書籍の中ででてきたキャラがまさにこの書籍の対象という感じがします。サイトの構成の基本がコンパクトにまとまっているので、サイト構築を外注に出してそのチェックリストとして使う、というのにピッタリな書籍だと思います。

いますぐはじめるWeb文章の書き方入門教室
  • 技術評論社